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雨樋、雨水パイプ詰り修理

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是非多くの方に知ってもらいたい設備関係の工事がありましたのでご紹介します。

今回は雨水の配管の詰り修理ですが、、、庭木、生垣の根っこが雨水パイプと雨樋に侵入し完全に詰まっておりました。結果、縦樋からは雨水が吹き出し、地面に落ちた水も敷地内に溜まるといった状態です。

ただ、それだけならいいのですが、雨樋が詰り外壁や屋根の隙間などに直接水が流れたり、敷地内に雨水が垂れ流し状態になると以下のようなリスクが非常に高くなります。

  1. 雨樋が正常に機能しないことで屋根や外壁に溢れた水が直接流れることによって内部へ侵入し外壁材や構造材などを侵食する。(この際、居住空間まで水が達しないこともあるので発見が遅れるので注意。)
  2. 地中の雨水パイプが機能しなくなることで基礎内への水の侵入や、敷地内の土壌含水率が高くなることによる床下部分の湿度上昇などにより床下の腐れや外壁内部の結露などを発生させる。
  3. 床下内の湿度上昇によってシロアリや害虫の発生確率が急激に上昇する。

今回の工事では家の周り全ての配管を掘り起こし根っこの除去と再度の侵入を防ぐために溜桝のパイプ周辺をしっかりとモルタルで補修しました。除去した根の長さは40m以上。。。見た目もまるで大蛇のような根っこです。。。丸々2日かけての穴掘りと根っことの綱引きは過酷でした。。。

皆さんも年に一度は家の周りの溜桝のチェックと掃除を忘れないようお勧めいたします。そうすれば修理とお金の心配がグッと下がります!!お家も生き物のようなものなので時々は具合をチェックしてあげてくださいね♩