基山で楽しいことをする
ちょっとプライベートなお話ですが、最近は地域活性化の観点から地元である基山町にもっと若い世代の人たちを集めて基山の良さを体感しようといったような取り組みをプライベートで行っております。
気の合う仲間3人で自分たちがやりたい事だけを中心にイベント企画して実行するわがままなプログラム。
組織名は"Tanoshim"
構成は平均年齢33歳で、アウトドア好きな足つぼマッサージ師、一級建築士、そして私が名ばかり大工の3人です。
小難しい「地域起こし」や「まちづくり」などの概念ではなく、自分たちが楽しいから他の人たちも呼びたくなるようなイベントをして、自然と人が集まって繋がりが生まれるような企画を考える。
ワンデーカフェを開いたり、山に登ったりと企画は様々。
その一コマを今回は記事に残しておこうと思います。
テーマは「地元の酒蔵にある使われてない古い蔵をどうにかできないか?」
結論から言うと、佐賀県、福岡県から古い建築に興味があるボランティアを募って、日中はみんなで蔵の片付け&大掃除。夜はその片付いた蔵で誰でも参加出来る一夜限りのバーをやって地域の方々と盛り上がるイベントでした。
その際、溜まって処分に困っていた木製パレットを再利用して我々で移動式屋台を製作し使用しました。
それがこちら。
コンセント付きで上下分割式なので移動も楽々です。
そして夜はこんな感じでした。
当日は酒蔵「基峰鶴」さんの協力のもと、20歳から上は70歳近くの方まで幅広く多くの方に参加していただきとても充実したイベントとなりました。
やっぱり楽しいことをする!って大事ですし、それを一緒に共有できるひとたちがいてくれることに感謝です!
無垢フローリング
こんにちは。
床のリフォームは工事の中でも最も多く、今年もすでに大小合わせて数十件やらせていただいてます。
やはり最近はクルミが人気ですね!!その次はスギかな?
施工前
施工後
床の張替えと言っても単純作業ではなく、実はそれぞれ家によって状況が様々なんで結構知恵がいるんです。
要素としては、
- 床板を支えている根太や大引(床の下地)の状態
- 床下の湿気の状態
- シロアリの有無
- 幅木の状態(上記写真の床と壁の接合部にある薄い化粧板)
- 壁や床の歪み
これらの状態によって毎回工事の方法や手間が大きく違ってきます。
でも、やはり世の中には上記の内容を全く無視して格安をうたって「とにかく張る!単純に張る!下地?シロアリ?無視して張る!」といった業者が多いです。
みなさん注意してくださいね。
今は訪問販売に加え、家電メーカーやホームセンターでも住宅リフォームを販売する時代です。
その場合、ほとんどは安く雇われたどこの誰かも分からない下請けや孫請けの業者がやってきます。
心配ですよね。。。
やはりおすすめは地元で長く営まれてる逃げも隠れもできない工務店に頼むのが一番安心ですね。
ウッドデッキ
こんにちは。
本日2件目の記事です。
新築時に購入したウッドデッキが7年でボロボロなので修理してほしいとのご依頼を頂きました。
早速見に行ってみると、、、
しっかり腐ってます。。。
腐らない材料で最近は樹脂製の材料もあるのですが、夏は非常に熱くなる欠点や値段が高いこともありあまりお勧めできないのと、なによりワンちゃんを遊ばせる空間でもあるということだったので材料は木材から選びました。
今回の修理では耐久性を重視してバツのデッキ材を使用するのですが、全部壊して総取替えとなると予算的にも厳しいので下地に関しては解体しながら使える部材は部分的に残して進めました。
3寸5分角の下地材はたっぷり防腐処理して、表と幕板はバツ材で組んでいきます。
これで安心して愛犬と遊んだり、お庭でのアウトドアを楽しんで頂けると思います。
ありがとうございました。
屋根工事
こんにちは。
また前回の記事から間が空いてしまいました。。。
今日のうちに記憶の整理も兼ねてこの二ヶ月間の工事をいくつか紹介せねばと思っております!
まずは前回の記事に続き、同じような雨漏りで朽ちた屋根のリフォームの紹介。
雨漏りを長年放置したせいで屋根自体もだいぶ腐ってました。
とにかく悪いところがなくなるまで全部を解体したら次はしっかりと組み上げていきます。
元の屋根はベニヤなども多く使われておりましたが、今回はしっかり九州の無垢材で仕上げます。
室内もそうですが、合板やベニヤよりも本物の材料を使って仕事をさせて頂けると職人としても気持ち良く仕事ができますし、なによりやってて楽しいですね!
二重垂木の部分もあるので少々時間はかかりましたが無事に完了です。
防水シートまで張ってしまえば、あとは板金屋さんにバトンタッチでガルバリウム鋼板で仕上げてもらいます。
普段は私と棟梁の2人での作業ですが、雨が迫ってましたのでうちの建具職人も加わり3人がかりでバタバタしてました。
どうか雨漏りの気配を感じた際には早めの連絡をお待ちしております。
コストも最小限で済みますし、家自体の寿命が大きく変わってきます。
屋根のリフォーム
こんにちは。
ようやく春らしい陽気になってきましたね。日中も作業をしてるとぽかぽかして本当に気持ちがいいです。
そしてなにより、家のメンテナンスをするには最適なシーズンですね!
家も生き物のようなものです。梅雨や台風シーズンに向けて今のうちにしっかりと調子が悪い部分を治してあげましょう!
特に雨漏りは一番恐い部分でもあります。室内までポタポタくる場合もありますが、部屋中ではなく壁の中に流れ込んで知らない間に躯体が朽ちてボロボロなんてことがよくあります。少しでも雨漏りの気配がしたら早急に点検をしてあげてくださいね。
それはさておき、写真は雨漏りを放置して下地まで腐ってしまった屋根の工事です。二重垂木といって屋根が二重になっている構造です。
長持ちするように合板ベニヤではなく九州産杉材ですべて組み上げます。
ここまできたら防水処理をして、板金職人にバトンタッチです。
車の車検と同じように家も定期的な検査が必要なんです。住宅の主治医として埋金木工所では無料点検も行っておりますのでお気軽にご相談ください♪
早期発見は工事も楽で、コストも最小限に抑えられるので面倒ではありますが時々気が向いたときにでも意識しながら家の周りをグルっと歩いてみるのも一つの手です!
オリジナルスピーカー本に載る。
こんにちは。
2/28から発売の佐賀県の職人さんにスポットを当てた本「佐賀の手しごと」において埋金木工所のスピーカーを紹介していただきました。
佐賀県内の書店やコンビニなどでお買い求めいただけます。
39名のさまざまなアーティストさんが紹介してあります。
佐賀県ってマイナーですが実はこんなにもたくさん面白い職人さんがいるんだな!と私自身驚きました。
今回、なんと同じ基山町内から他にも3名のアーティストさんが掲載されております。佐賀県でもちょっと外れににある基山町、実はすごいとこです!
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取越 奈緒美
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加藤真理子
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惺庵(せいあん)
陶器 陶房基肄
基山町宮浦2478
Tel 0942-92-0475
スピーカーの写真もかっこよく撮っていただき、この素敵な本に恥じないよう作り手として頑張らねばですね!
みなさんももし書店やコンビニで見かけた際にはぜひ一度手にとってみてください♪きっと欲しくなる一品が見つかるはずです!
ひそかに作っているスピーカー。
こんにちは。
気づけば今年初の投稿です。
しばらくインスタグラムの便利さに甘えてブログでの投稿が疎かになっておりました。申し訳有りません。
今日は雨風共にひどくオフィス内でゆっくりと過ごしております。
このところ少しずつ暖かくなり外装工事、障子や襖の張替え工事、床の張替え工事など一気に増えてきました。自分も含めなんだか人間も冬の間は冬眠してるような感じですね。
そんな冬の間、今年はちょっと例年と違った出来事がありました。
10年ほど前から仕事の合間を縫って密かに作っていたスピーカーが口コミを通していつの間にか広がり複数のテレビや本の取材が舞い込んできました。
2月には雑誌「ソトコト」の表紙も飾った久留米の「Mekuruto」さん(古いビルをリノベーションしたシェアオフィス)にて展示会・試聴会も開催させてもらうなど多くの新しい体験をさせていただきました。
普段は建設業として木にこだわり本物を求める仕事ですが、スピーカーも本物の音にこだわりようやく形になってきました。
オーディオの世界と聞くと堅苦しいイメージがありますが、オフィスに試聴コーナーがありますので近所のカフェにでも行く感じで好きなCDやレコード片手に気軽に遊びに来ていただけると嬉しくおもいます。
お越しの際はお電話いただけると助かります。お茶を入れてお待ちしてますね!
さっ!スピーカーはこのぐらいにして明日は雨漏り修理工事、明後日はトイレのリフォームと工務店業も負けないよう頑張ります!!
久留米のメクルトさんのページも是非ご覧ください♪
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Mekuruto
メクルバ02「音とワークスペース」基山町×mekuruto
https://www.facebook.com/pg/Mekuruto/photos/?tab=album&album_id=1972527279732554