建具の里帰り
襖の張替え
先日、襖の張替えのご依頼を頂いたので引き取りに行くと約40年ほど前に埋金木工所から納品したものでした。
時々あることなんですが、やっぱり嬉しいですね!!
里帰りしてきた襖を手直しして、現場でも立ちの具合を鉋で調整しましたので、あと20年は安心です。
最近は、古民家のリノベーションも盛んになってきて「昔の古いだけの建具」が実は「日本の職人技が詰まった価値あるもの」として再認識されてきております。
工場で機械やロボットに既製品を作らせるのも大事なことです。
しかし、海外からの注目も高まる日本の将来にはこんなふうに職人の技や想いが詰まったものを絶やさないようにすることも必要なんじゃないかな、と思ったりもします。
これからもできるだけ多くの伝統建具を救えるよう努力して参ります!!
古い建具で何かお困りの方はお気軽にご相談ください♪